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上げ続ける最強のノウハウとは

                 
                 
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【バックアップ】D2C(ネット通販)のランディングページでコンバージョン率を上げる10個のノウハウ

D2C(ネット通販)でコンバージョン率を上げるためには、“瞬発力と勢いで申込ませる構成”で商品ごとに完全に独立した『広告専用ランディングページ』にして、お客様に迷わせることなく商品を申込んでもらえるようにすることが必要です。では、受け皿となるランディングページはどのようなデザインにすればよいのでしょうか? 今回は、ランディングページでコンバージョン率を上げる10個のノウハウをお伝えします。

目次

【ノウハウ①:ランディングページのファーストビューに「キャッチコピー・写真・申込アイコン」を!

コンバージョン率が高いランディングページのファーストビューのレイアウトは「キャッチコピー・写真・申込アイコン」です!

お客様がネット広告をクリックして、最初にPC/スマートフォン/ガラケー画面で見る部分、つまりランディングページのファーストビューにはシンプルに「キャッチコピー」と「写真」と「申込アイコン」の3つの要素を入れるべきです。

最近はランディングページをオシャレで自由でオリジナルなレイアウトのファーストビューをつくるD2C(ネット通販)会社もあります。しかしこれまで【A/Bテスト】を行ってきた結果、やはり新聞やチラシの時代からダイレクトマーケティングクリエイティブの王道と言われてきた「キャッチコピー」と「写真」と「申込アイコン」の3要素を単純にファーストビューにレイアウトすると、最もコンバージョン率が高くなることが判明しました。

上に「キャッチコピー」、真ん中に「写真」、下に「申込アイコン」

上図のように、「キャッチコピー」は上、「写真」は真ん中、「申込アイコン」はその下にドーンと大きく入れましょう。

ノウハウ②:広告原稿とランディングページの「キャッチコピー・写真」を連動させる!

お客様は広告をクリックして、その先のランディングページが違う内容だったら、すぐに去ってしまいます。逆に広告原稿にあったキャッチコピーや写真がランディングページにあると、お客様は安心してそのランディングページを読もうとします。とにかく広告原稿を読んで熱の高まったお客様を、見当違いのコンテンツで冷めさせないことが重要です。

広告原稿(ディスプレイ広告)とランディングページを連動させましょう。過去の【A/Bテスト】の結果、たとえば広告原稿(ディスプレイ広告)に特定のキャッチコピーと写真を入れた場合、リンク先のランディングページでもまったく同じキャッチコピーと写真を使用するとコンバージョン率が上がりました!

上に「キャッチコピー」、真ん中に「写真」、下に「申込アイコン」

もっと言うと、キャッチコピーや写真だけではなく、ボディコピー(本文)もキャッチコピーごとに合わせて若干調整する方が効果的と言えます。

つまり、複数のキャッチコピーや写真で広告原稿を作成した場合、その広告原稿と同じ種類(数)だけキャッチコピーと写真を差し替えた(連動させた)ランディングページを複数作成する必要があるのです。

ノウハウ③:ランディングページの申込アイコンの色は緑にして、動きをつける!】

多くのD2C(ネット通販)会社は申込アイコンの重要性を軽視しがちですが、申込アイコンに進ませて(押させて)こそ、初めてお客様はコンバージョンをするのです。

過去の【A/Bテスト】の結果、コンバージョン率が高かったランディングページの申込アイコンの色は「緑色」です!

多くのD2C(ネット通販)会社は「赤色」が目立つ色だと考え、申込アイコンを「赤色」にしています。たしかに「赤色」は目立つ色です。しかし、これも今まであらゆるD2C(ネット通販)会社で、「赤色アイコン」VS「黄色アイコン」VS「緑色アイコン」VS「青色のアイコン」VS「紫色のアイコン」など、あらゆるアイコンの色を【A/Bテスト】してきました。その結果、毎回「緑色のアイコン」が勝利しました。

たしかに“赤色”は注目させる色ではありますが、申込アイコンというのは進ませる(押させる)ものです。よく考えると、世界中のどこに行っても、「信号機」はまったく同じ色です。「赤色」は“止まれ”、「緑色」は“進め”なのです。(ちなみにfirefoxが行った世界規模の調査でも、「緑色」のアイコンが一番レスポンスの高い結果が出ているそうです。)

さらに、申込アイコンに「動き」をつけたら、さらにコンバージョン率は上がりますランディングページの申込アイコンはおもいっきり自己主張させるべきです。具体的には、申込アイコンをプルンプルンと動かせば、コンバージョン率は上がります。しかも、その動きがエロければエロいほど、コンバージョン率は上がります。

コンバージョン率の高い申込アイコンは「緑」+“プルンプルン”

加えて、お客様が申込アイコンをマウスオーバー(カーソルを合わせた画像やファイルがリンクであることを知らせる視覚効果)した際は、音を鳴り、申込アイコンが拡大するなどの処理をすると、さらにコンバージョン率は上がります。

申込アイコンの色や動き1つだけでレスポンスが変化するところが、ダイレクトマーケティングの面白さなのです。

ノウハウ④:ランディングページのオファー名称は「モニター」にする!】

過去の【A/Bテスト】の結果、コンバージョン率が高かったランディングページのオファー名称は「モニター」でした。

たとえば、ツーステップマーケティングの場合、あらゆるD2C(ネット通販)会社が“オファー”に対してあらゆる名称を使います。会社によっては「サンプル」だったり、会社によっては「お試し」だったり、会社によっては「トライアル」だったり、会社によってオファーの呼び名が違います。

これも今まであらゆるD2C(ネット通販)会社で、あらゆる名称のテストをしてきましたが、ここでランキングを発表しましょう。

まず一番コンバージョン率が低い名称(ビリの名称)は、実は「サンプル」

「サンプル」という名称よりコンバージョン率が高いのが「トライアル」!
「トライアル」という名称よりもコンバージョン率が高いのが「お試し」!
「お試し」という名称よりもコンバージョン率が高い、最高の名称が「モニター」です!

コンバージョン率の高いランディングページの「オファー名称」

ちなみにランキングで最低だった「サンプル」という名称に比べて、ランキングで最高の「モニター」にするだけでコンバージョン率が約2倍前後が上がったのです。しかも、それだけではありません。なんとその後の引上率・クロスセル率も約1.5倍上がりました。

肌感覚として、なんとなくわかりますよね? たとえばサンプルと言ったら、その辺の試供品みたいなチープなメージがありますが、モニターだったらどうでしょうか。特に女性だったら、「私モニター会員よ~♪」という感覚になるので、その後の引上率・リピート率も上がるのは当然の結果なのです。

まさに言葉のマジックです。名称1つ変えただけでレスポンスが変化するところが、ダイレクトマーケティングの面白さですね。

【ノウハウ⑤:ランディングページに“お気に入りボタン”の設置!】

過去の【A/Bテスト】の結果、コンバージョン率が高かったランディングページは、「お気に入りに登録する」ボタンがついていました。

たとえば、ツーステップの「無料モニター」などの場合は、その場で申込むお客様は比較的多いですが、本商品などでお金を払う場合、お客様はすぐに申し込みません。商品価格が高くなればなるほど、いろんなサイトで比較検討します。

比較検討した結果、たとえその商品がほしいと思っても、お得なオファーや特典が入っているランディングページに戻ることができず、申込を断念する場合もあります。

そこで、「お気に入りに登録する」ボタンを設置しておくと、お客様を再度ランディングページに戻りやすくさせることができるため、コンバージョン率が上がります!

「お気に入りに登録する」ボタンを必ず設ける

【ノウハウ⑥:ランディングページの“見出しにインパクトのある言葉を!】

基本的にランディングページの基本構成はセールスレターです。「見出し⇒本文・写真⇒見出し⇒本文・写真⇒見出し⇒本文・写真・・・」と続いていきます。

ただし、お客様の多くは、最初は見出ししか読んでいないと言っても過言ではありません。見出しを読んで興味を持ったら、初めて本文を読むので、見出しのインパクトがとても大事になります。見出しでは、インパクトのある言葉を入れると、コンバージョン率が上がります。

あと、写真の下にはキャプションを入れるとレスポンスが上がります。雑誌の編集者たちは、読者は記事の本文を読むよりも、写真下のキャプションのほうを読むことを知っています。

インパクトある見出しと写真下のキャプション

【ノウハウ⑦:ランディングページのシナリオは“一に情報”“二に商品提案”の流れ!】

ランディングページでは、最初からいきなり商品をコテコテにアピールすることは避けたほうがいいです。情報を求めているネットのお客様にいきなり商品のセールスをすると、数秒もたたないうちに逃げてしまうのです。

ネットの特性からコンバージョン率を劇的に上げる王道のシナリオは、「まず問題提起の情報でひっかけて、途中から商品へ落としていく」ことです。ちょっとイヤラシイ言い方をすると、「①不安感を増大させる情報を提供→②解決策として商品を提示する」パターン昔から通販業界でコンバージョン率を上げるための王道のノウハウです。

お客様はネットを使って「面白い情報」や「悩みを解決する情報」や「欲求を満たす情報」を探しています。情報を求めている人たちに対してだからこそ、お客様自身の問題や欲求に気づかせ、その問題や欲求を解決する方法として「自社の商品を提案」すると、お客様は自然と申込みたくなる心理となり、コンバージョン率が上がります。

つまり、コンバージョン率を上げるには、商品のセールスは途中からさりげなくしたほうが効果的なのです。読んでいくうちに欲しくなるシナリオ設計をすると、コンバージョン率は必ず上がります。

「不安感」→「解決策」の“シナリオ”

【ノウハウ⑧:ランディングページの文字は“画像文字”で見せる!】

ランディングページでは、テキスト文字ではなく、必ずすべての文字を“画像文字”にしましょう。ランディングページは、ネット広告から誘導する専用のページなので、SEOは関係ありません。とにかくお客様に読みやすくするのです。今のネットのお客様は特に広告から誘導されたページを一語一句読むことは稀です。今のネットのお客様は読むというより“見る”のです!

当然、強調したい言葉や文章は、赤文字に黄色背景のマーカーを入れましょう。極端な話、見出しと写真下のキャプションと赤文字・黄色背景の部分をお客様が見ていけば(流し読みしていけば)、伝えたいことが伝わるようにします

一瞬で伝えたいところが飛び込んでくる「文字タイプ」

【ノウハウ⑨:ランディングページの「お客様の声」には“写真・本名・年齢・地域”を!】

ランディングページに「お客様の声」は必ず入れるべきです。「お客様の声」があると、購入を検討している人は自分以外の人が既に使っていることに対して安心します。特に、日本人は「みんなが使っているもの」が好きなので、多くのお客様に支持されている商品を好みます。つまり、D2C(ネット通販)会社側(販売側)が「あーだ、こーだ」と100回言うよりも、購入したお客様のひと言の方が効果があったりもするのです。

ただし、「お客様の声」は通販の世界ではサクラが多いのも事実。単純なイニシャルでデジタル文字のお客様の声だと、いかにもニセモノととられかねません。「お客様は声」には必ず“写真・本名・年齢・地域”を入れるべきです。あと、お客様の声が手書きであればなおいいです。ここまで入れて、初めて信用されるわけです。

「写真+本名+年齢+地域」と手書きで掲載

【ノウハウ⑩:ランディングページの申込フォーム手前には“追伸”を!】

お客様がランディングページで離脱するポイントはどこでしょう?それは申込フォームの手前です。だから、最後に申込フォーム手間で“追伸”を入れると、コンバージョン率が上がります。

追伸では、購入を検討している読み手の背中を押すような内容を書くのです。

具体的には、「購買意欲を喚起するような」「緊急性や限定を打ち出すような」「オファーや特典や保証を強調するような」最後のひと押しをここでするのです。

申込フォーム手前の追伸は、意外なことにキャッチコピーの次に読まれる部分でもあるのです。

申込フォーム手前で“追伸”を入れる「ひと押し」

さいごに

いくらよい広告原稿をつくって、高いクリック率を出しても、コンバージョンにつながらなければ意味がありません。そこから誘導するランディングページのことをしっかりと考える必要があります。

今回はそのランディングページのコンバージョン率を上げるための基本的な10のノウハウを公開しました。仮説は一切ありません。全ては【A/Bテスト】によりコンバージョン率が劇的に上がったというノウハウばかりですので、コンバージョン率の高いランディングページのカンニングシートと言えます。

ご紹介したコンバージョン率を上げる10個のノウハウを使うと、必ずコンバージョン率は向上します。D2C(ネット通販)の売上を最大化したい方は今すぐに実行してみてください。

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