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D2C(ネット通販)のネット広告でコンバージョン率が最大化する申込みのフローとは?

たとえ多くの人が広告をクリックしてサイトに訪れたとしても、コンバージョン(申込み)をさせないとまったく意味がありません。
D2C(ネット通販)でコンバージョン率を最大化するために必要なポイントは、お客様の申込みフローの最適化です。今回は、D2C(ネット通販)で採用すべき申込フローについて解説します。

目次

D2C(ネット通販)のネット広告のコンバージョン率はわずか3%!

たとえ多くの人が広告をクリックしてサイトに訪れたとしても、コンバージョン(申込み)をさせないとまったく意味がありません。
コンバージョン率が低いということは、せっかくお客様を入店させたのに、何もアクションを起こさせずに帰してしまうようなものです。

一般的に、お客様が広告をクリックしてサイトに訪れたとき、10秒以内で離脱するお客様、つまり、わずか10秒で立ち去っているお客様は約90%だと言われています。100人サイトに訪れたとしても90人は一瞬にして去ってしまうということです…。

最終的に申込完了までたどり着くのは、本商品の場合で1%以下、無料モニター(サンプル・お試し)の場合でもクリックした人の3%程度だと言われています。

つまりD2C(ネット通販)において“ツーステップマーケティング”を採用していたとしても、コンバージョン率はわずか3%しかありません。

ただし、これもクリック率と同様、これだけ低いコンバージョン率であるため、改善の余地はいくらでもあります。

D2C(ネット通販)のネット広告のコンバージョン率を上げる2つのポイント

まず、コンバージョン率を上げるための1つ目のポイントは「つかみ」です。

広告をクリックしたお客様は8秒以内にそのサイトを読むか読まないかを判断します。そのため、コンバージョン率を上げるためには瞬間的に「このサイトはお客様の求めていたサイトですよ」ということがわかるようにして、お客様を逃がさないことが大切です。

 2つ目のポイントは「流れ」です。

広告をクリックしたお客様には瞬時に情報を提供して、お客様自身が持つ問題・課題に気づかせます。商品の提案を読ませ、商品への想いを読ませ、お客様の声を読ませ、オファーを読ませ、最後まで迷わせない。これがサイトに必要なストーリーです。

当然ゴールはコンバージョン(申込み)であるため、最後に申込フォームをガツンと入力させることが何よりも重要であることは言うまでもありません。

ネットユーザーの特性を理解し、「つかみ」と「流れ」をベースに戦略的なサイトに誘導すると、劇的にコンバージョン率は上がります。お客様の心理状況をよく理解すると、3%のコンバージョン率を2倍の6%にすること、4倍の12%にすることはそんなに難しくはありません。今までとは比べ物にならないほどのコンバージョン率を稼ぐことができるのです。

ネット広告から「本サイト(ECサイト)」へ誘導すると大失敗!

最悪の例

まず、D2C(ネット通販)でネット広告をやる場合、絶対にやってはいけないことは、広告から「本サイト(ECサイト)」に誘導することです。これは最悪中の最悪だと言われています。

 いまだにネット広告から「本サイト」の“トップページ”に誘導しているD2C(ネット通販)会社も見受けられますが、これではお客様が特定の商品を求めて広告をクリックしたのにもかかわらず、到達したページでその商品を探さなくてはならなくなるのでご法度です。最悪のパターンなので、これではコンバージョンはほぼゼロです。

イマイチな例

D2C(ネット通販)会社が採用している一番多いパターンとしては、ネット広告から「本サイト」の“商品ページ”に誘導しているフローです。トップページへ誘導するよりはマシですが、それでもコンバージョン率はイマイチです。

本サイトの商品ページではほとんどの場合、ナビゲーションで他の商品も羅列されています。「あわよくば他の商品も買ってくれる」と思われるかもしれません。

しかし、“商品A”でネット広告を打った場合、99%のお客様はその“商品A”しか買いません。商品Bや商品Cを買うことはまずありません。むしろ、他のページに遷移が可能となっていることがコンバージョン率低下につながってしまうのです。選択肢が多いほどお客様は迷ってしまい、離脱に繋がるのです。

邪魔なのは他の商品の羅列だけではありません。本サイトには、会社概要、社長の挨拶、採用情報、IR情報など、商品を買おうとしているお客様にとっては、ある意味どうでもいい情報があったりします。

そもそも「本サイト」というものは、SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)対策やリピーターなどを意識したサイトになっているため、ほとんどの場合“カタログ型”になっています。商品名があって、商品画像があって、淡々と商品説明があって、カートボタンがあるだけ…ネット広告から瞬発的に誘導されたお客様は、このようなサイトからは絶対に申込みをしないのです! 

ネット広告から『広告専用ランディングページ』へ誘導してコンバージョン率最大化!

コンバージョン率が最大化する最適なフロー

大原則として、D2C(ネット通販)のネット広告から誘導するサイトは、「本サイト」ではなく、必ず商品ごとに完全に独立した『広告専用ランディングページ』にするべきです! 

たとえば、“商品A”でネット広告を打ったら、その誘導先(リンク先)の『広告専用ランディングページ』では、“商品A”しか申込めないページにすること。選択肢を与えずに、必要最低限のコアな情報を提供し、その一つの商品を売ることのみに集中したページを制作することです。 

『広告専用ランディングページ』では、普通の「本サイト」とは違い、“瞬発力と勢いで申込ませる構成”が必要です。売るためにお客様を説得する攻めのセールスレター型のページ構成にしましょう。当然、その『ランディングページ』からは他の商品ページに一切飛べないような形にしておくことが重要です。

ネット広告から『広告専用ランディングページ』に誘導してコンバージョン率 約1.9倍~3.2倍!

コンバージョン率が最高に高いネット広告からの「誘導先」

「本サイト」の商品ページに比べて、『広告専用ランディングページ』は約1.9~3.2倍、コンバージョン率が上がります。

D2C(ネット通販)のネット広告でコンバージョン率が最大化する申込みのフローとは、“瞬発力と勢いで申込ませる構成”の商品ごとに完全に独立した『広告専用ランディングページ』にして、お客様に迷わせることなく商品を申込んでもらえるようにすることです。現状この申込みのフローになっていないD2C(ネット通販)会社の方は、今すぐフローを最適化しましょう!

それでは、次回コラムもお楽しみに!

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