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D2C(ネット通販)のネットショップ開業で重要な商品仕入れのポイントは需要・利益・差別化・愛着の4つ

ネットショップ開業を成功させたいなら、商品の需要があって利益も出しやすく、他店舗との差別化が可能で愛着が持てる商品を仕入れましょう。小売業は、少しずつ利益を積み上げていくビジネスです。一発逆転で大儲けするのは難しいため、長期間安定して売上を伸ばせる商品仕入れのポイントや、仕入れの方法を知っておきましょう。

今回は、ネットショップ開業において非常に重要な、商品の仕入れ方法や仕入れのコツ、海外から商品を仕入れる場合の注意点などを解説していきます。

ネットショップ開業で重要な商品仕入れのポイントは需要・利益・差別化・愛着の4つ

目次

メーカー購入から海外からの買い付けまで!
D2C(ネット通販)のネットショップ商品を仕入れる5つの方法

D2C(ネット通販)のネットショップの商品を仕入れる方法は、以下の5通りです。

  • 1.メーカーから直接購入する
  • 2.卸し問屋を通して購入する
  • 3.仕入れサイトを利用する
  • 4.海外で買い付けする
  • 5.オリジナル商品を販売する

それぞれ、特徴や仕入れ値などが異なります。

メーカーから直接購入する

D2C(ネット通販)のネットショップで販売したい
商品のメーカーに直接電話やメールで掛け合って、商品を売ってもらう方法です。
卸しを経由しないため、定価に近い販売価格を実現可能です。

自分の理想に合った最高のショップを実現するためにもっともシンプルな方法だと感じるかもしれませんが、
1つ考えてほしいポイントがあります。
それはすべてのメーカーがすぐに商品を仕入れさせてくれるわけではない、ということです。
当然、こういったやり取りはビジネスなので、信頼できる相手でなければ仕入れさせてくれません。
ある程度大きなメーカーの場合、それなりの実績が問われるでしょう。

ですが、地道な努力はいつかきっと実を結びます。ネットショップが有名になったり、
安定した売上を出すようになったりすればコラボアイテムなどの入荷もできるでしょう

卸し問屋を通して購入する

多種多様なメーカーの商品を扱う卸し問屋を利用する方法もあります。
問屋のバイヤーが厳選した商品を置いているため、
人気商品や定番商品を幅広く扱いたい場合は、卸し問屋経由で仕入れましょう。
卸し問屋では幅広く商品を扱っているため、自分が好みのメーカーを複数用意している問屋を見つけられれば
長く重宝できるかもしれません。

仕入れサイトを利用する

一般的にD2C(ネット通販)のネットショップを利用するのと同じように、
ネット経由で商品仕入れができる仕入れサイトを利用するのも1つの手です。
メーカーや卸し問屋を利用する方法と同様に企業間取引の1つなので、
一般の人では利用できず入会する必要があります。
メーカー直接購入や問屋の卸し値などを簡単に比較でき、24時間いつでも大量仕入れができます

海外で買い付けする

国内で取り扱いのないブランドやメーカーの商品、
または国内未入荷の商品をいち早く取り扱いたい場合におすすめなのが、海外での買い付けです。
現地の店舗やメーカーの工場などで直接購入すれば、輸送費などを考えずに仕入れることができます。
ただし、取引相手によっては大量仕入れの契約が必要だったり、
関税などの支払いが必要になったりするので注意が必要です。

オリジナル商品を販売する

デザインを自作して衣服を作れるサービスを利用する、ハンドメイドの商品を販売する、
漫画、小説、スイーツなど、オリジナル商品を販売する方法もあります。
自分で用意しないといけないので在庫の確保は大変ですが、
デザインやアイテムが話題になれば爆発的に売上が伸びる可能性もある販売方法です。


D2C(ネット通販)のネットショップ仕入れ商品の選別4つのポイントは需要・利益・差別化・愛着

D2C(ネット通販)のネットショップでは、仕入れ商品の選別次第で売上が決まります。

  • 1.需要がある商品
  • 2.利益を出せる販売価格
  • 3.他店との差別化
  • 4.愛着の持てる商品

のうち、できるだけ多くの項目を満たす商品を仕入れましょう。

需要がある商品

  • 最近流行している
  • 流行の兆しを見せている
  • 生活必需品

など、一定の需要を見込める商品は、うまくニーズに合致すれば爆発的なヒットにつながります
また、リピーターを確保できると毎月の売上も安定するのでおすすめです。

利益を出せる販売価格

1万円の商品を販売しても、仕入れ値が9,900円なら利益を出せません
原価の安いもの、仕入れの工夫次第で仕入れ値を下げられるものなどを販売して、利益率を高めましょう。

他店との差別化

「他の店舗では手に入らない商品を売っている」ことは、ネットショップ開業における大きな強みです。
とくに、海外で買い付けする商品は他店で真似できないため、差別化しやすいという特徴があります。
ただし、オリジナリティーの高い商品は定番商品に比べると需要が薄いため、
流行している商品や根強いファンのいる商品を仕入れるのがおすすめです。

愛着の持てる商品

毎日数字だけを眺めて右から左へ商品をやり取りしていると、
ネットショップ経営のモチベーションが下がってしまう場合があります。
小売業では一度お客様を失うと取り戻すのが大変なので、
モチベーションを維持できるように自分の好きな商品、愛着の持てる商品を扱うのも1つの手です。


D2C(ネット通販)のネットショップ商品の仕入れ時に重要な3項目は掛け率・ロット・支払い方法

D2C(ネット通販)のネットショップ商品の仕入れをする場合は、「掛け率」「ロット」「支払い方法」
という専門用語の意味を押さえておきましょう。

掛け率

仕入れ値が商品の販売価格の何割に相当するかを示す用語が掛け率です。
たとえば「3掛け」の商品なら、300円(3割)で仕入れた商品を1,000円で販売することになります。
商品によっておおよその掛け率が決まっているため、掛け率と仕入れ値を考えると、
どの程度の利益を出せるのか大まかに計算可能です。

発注単位(ロット)

多くの場合、業務用商品は1点ずつ仕入れることができず、最低発注数(発注単位=ロット)が決められています。
メーカーの衣服を扱う場合、1ロット=10枚なら、2ロット、3ロットとロット単位でしか注文できません。
仕入れ値が安くても、最小発注単位が大きいと仕入れ値が膨らんでしまうため、小規模な
D2C(ネット通販)のネットショップ経営をする場合は小ロットの注文に対応しているメーカーや卸し問屋を頼りましょう。

支払い方法

D2C(ネット通販)のネットショップでは、

  • クレジットカード決済
  • 銀行振り込み
  • 代引き決済
  • コンビニ払い
  • 電子マネー決済

などの支払い方法を契約する必要があります。お客様側の利便性を考えると、
人気の高いクレジットカード決済と代引き決済には対応しておきたいところです。ただし、クレジットカード決済は手元に売上が入ってくるまでタイムラグがあり、手数料もかかるため注意しましょう。

海外からの商品の仕入れについて

海外から商品を仕入れる場合、他店との差別化をしやすい代わりに仕入れ交渉を自分で行う必要があります。

海外から商品を仕入れるメリットは差別化のしやすさ

海外仕入れのメリットは、国内で販売されていない独自の商品を販売できることです。
また、国内の販売代理店が上乗せしている中間手数料などを考えなくてよいため、同じ商品をより安く提供できる場合もあります。

海外から商品を仕入れる方法は直接購入か商社との交渉

海外仕入れの方法は、現地の店で直接購入するか、国内外の商社と交渉して仕入れる方法が一般的です。

海外からの仕入れの注意点は関税や配送トラブル

海外仕入れをする場合、関税や送料は自己負担となります。
重量のある商品や大きな商品はかなりの送料がかかるため、基本的には軽量で関税の安い商品を仕入れましょう。
また、海外商品は日本より商品状態の管理や不良品の混入率が高いです。輸入時のチェックは必須となります。

まとめ


D2C(ネット通販)のネットショップ開業の成功は、商品仕入れの方法や仕入れる商品の種類次第
です。
仕入れの方法にはメーカーからの直接購入や卸し問屋の利用、
仕入れサイトや海外での買い付けに自身での商品開発など様々な方法があります。
ただ、小売業は小さな利益を積み重ねて利益を出すビジネスなので、需要があって利益率が高く、
他店との差別化もできる商品や思い入れのある商品を選別しましょう。

なお、他店舗との差別化を図りたい場合は海外からの仕入れがおすすめです。
現地で購入するだけでなく、海外商品を取り扱う商社から仕入れる方法もあります。
D2C(ネット通販)のネットショップのコンセプトや好み、予算などに合わせて仕入れの方法や仕入れる商品を決めましょう。